「仮面夫婦が仲良く暮らす家」5

いい温熱環境はいい仮面を育てる

人間の心は強くもあり弱くもある。良い心の持ち方を支える大きな役割を担うものに、住まいの環境もあると信じている。

長年、健康住宅を仕事としてきたが、改めて仮面というテーマで見直してみたい。

人間の心は強くなれば限りなく強い。心頭滅却すれば火もまた涼し、そんな極限状態にも耐えられる。しかし住まいの環境は、そんな極限状態を想定しているわけではないし、その必要もない。

毎日を普通に生き暮らしていく空間が住まいだ。

普通の人間は身体の調子がいいと気分もいいものだ。一般的には身体が健康であればこころの健康も保たれやすい。もちろん逆も真なりで、こころが健康で強ければ、たとえ身体の調子が悪くても大丈夫な人も少なくはないし、こころで身体を健全にしてしまうスーパーマンもいる。

しかし普通の人は、なかなかそうはいかない。

身体が気持ちよく体調がよければ、気分もよくこころにもゆとりができてくることの方が遥かに多いと思える。

そうした意味で毎日を過ごす住まいの環境は極めて重要なことになる。

シックハウスではこころを明るく元気に保つということは困難であろう。シックハウスは論外として、住まいの温熱環境もそうした意味では無視できることではない。

暖かい涼しい。温度差。湿気。結露などの温熱環境のバランスにいい家が求められる所以だ。

冬、リビングは暖房であつい位、ドアを開けた廊下は冷たい、北側の部屋はもっとヒヤッとする。洗面やトイレは湿っぽい。窓は結露でビチャビチャ。カビもそこかしこに見られる。床下はかび臭くて気持ち悪い。天井裏を覗いたら屋根の裏側が黒ずんで腐っている。

こんな建物や住まいは決して珍しくはない。

また夏、二階はとてつもなく暑い。一階もクーラーなしでは暮らせない。クーラーをつけると冷えすぎたり、その風が直接身体に当たったり不快でならない。

こうした住まいや環境では、なかなか身体の状態を気持ちよく保つことは難しい。ついつい気持ちも落ち込みやすくなる。気持ちは何とか平静を装うっても身体は正直だ。体調不良になりがちだ。

こんな劣悪ともいえる住まいでは、夫婦の関係、会話もちょっとした行き違いやぶつかり合いで爆発しかねない。

体調がよく気分がよければ、さらりと流せることも流せず不必要なぶつかり合いになることは決して珍しくはない。住まいの温熱環境を軽視してはいけない。

お客様の声

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