第3話 住いと家族の身体の健康との関り

シリーズ「健康住宅の基本」全13話  no.3

家族の身体の健康と住まいの関係を見れば、それは大きくは2つ、細分すれば3つの要素を考えなくてはいけないだろう。 

1つは、温熱環境すなわち住まいの温度そして湿度。 

2つは、建物を構成する材料に含まれる体に良くない物質、極端に表現すれば毒性物質。 

これらを十分に考慮した家の建て方が求められる。 

土壌・基礎から始まって、家の骨組みである構造のあり方とその材料、下地や内装材、家の建築方法、窓の位置や間取りの仕方など考えなければならないことは多岐にわたる。 

その具体的な対策は後に触れるとして、今回は、具体的にどのように健康に良くないのかを見ていきたい。 

最初に「温度」の影響。 

これは分かりやすいであろう。「暑い寒い」がテーマなのだから。夏、暑すぎる家。冬、寒すぎる家は言うに及ばない。さらに問題なのは「温度差」だ。 

家の中で大きな温度差があることが健康には良くない。夏、異常に暑い2階の部屋、クーラーも効きにくい。冬は、極端に寒い洗面や浴室そしてトイレや納戸。 

この温度差に悩まされている方は、今でも多い。対策の進んだと思われている最近でも、冬になると温度差で倒れる、具体的には浴室やトイレで、そして脳梗塞の後遺症やひどい場合は亡くなる例を取り上げ、警告を発しているテレビ番組や新聞記事は多く見受けられる。さらに夏は、熱中症。これも家の中での熱中症が大きな問題としてマスコミでも取り上げられている。 

「湿気」の問題も難しい。 

乾燥しすぎ逆にべとべと、四季を通じて適切な湿度を保つのはなかなか大変である。 

湿度が高いと問題になるのが、結露。そしてカビやダニの発生、御存じアトピー性皮膚炎やアレルギーの問題につながる。乾燥してればいいかというとそうはいかない。インフルエンザなどの感染症は室内が乾燥していると飛沫しやすく家族にうつりやすくなる。 

一般的に室内の適切な湿度は40%から60%といわれているが、これを常に保っていく事は簡単ではない。 

「シックハウス」の問題、それは家をつくる材料に含まれる有機化合物にある。その代表格が、シロアリ駆除剤で土壌や構造材下部に使用される。さらには集成材や合板、建材に使用されている接着剤であるホルムアルデヒド、F☆☆☆☆(フォースター)建材で安全とうそぶいているがこれは軽視できない。その他にも表面化していないが、家づくりに使われている化学物質の影響はまだまだ潜んでいるのではとの疑念はぬぐえない。化学物質過敏症は最近の家づくりでは避けては通れない大きな問題点である。 

お客様の声

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