咲き誇る

自立と尊厳  それがホリスティックな仲間

自立と尊厳。

この言葉の意味合いを、流れる空気の家PAC住宅の入居者でもある、障害者を支援してきたある会社のオーナーから教えていただいた。
最近の障害者を支援する設備機器類は相当に進歩している。

しかし、介護する人が楽になるような観点に陥りがちで、障害者に思いやりが不足しがちになる、と。
どのような意味であるのか、耳をそばだてた。

人間は誰でも誰かのお役に立ちたいと、心の底では思っている。

それは障害者も同じことだ。
世話を見られるだけの存在ではありたくない。

一方通行ではなく、双方通行。

提供される側とする側ではなく、提供されたりしたりする関係。
教える側と教えられる側にとどまらず、相互に教えたり教えられたりの関係。
この両方向性は、全ての人間関係の極意であろう。

いい夫婦は、たとえどんなに年の差があっても学びあっている。

親は子供から教えられることが多い。

社長は社員から学ぶことも多々ある。

先生は生徒から教えられる。

そして

面倒を見てもらうだけ、見るだけの関係。

教えてもらう、教えるだけの関係。

愛される、愛するだけの関係。

どんな関係でも、片方しかないなんて関係は存在しない。

一方通行と勘違いしていれば、その関係はうまくいかない、長続きしないだろう。

こうした双方向性を理解していれば、人間関係はとてもうまくいく。

流れる空気の住まい」を軸にすえながら、
参加する人の相互のノウハウを吸収し合いながら高めていく、
お互いのいい所や特徴を認め合いながら伸ばしていく、
お互いの気持ちを尊重する、

そんな本来あるべき人間の姿を見つめていきたい。

「自立と尊厳」
そんな仲間づくりをしていきたい。
そんな仲間は、どこか魂でもつながっているのであろう。

 田中慶明


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