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病気でないが健康ではない 

ホリスティックな健康は最高の健康を目的とする

住まいも同じ、最高の健康住宅をめざしたい

最近では、ホリスティック健康学とかホリスティック栄養学という言葉を良く聞くようになってきた。ひと言で説明することはなかなか難しいが、健康レベルを最高度に高めるための手法と言える。

単なる食事学でも栄養学でもないし運動理論でもない。伝統を踏まえ最新の科学を取りいれた総合的で統合的、人の心理、人間関係あるいはスピリチュアルな要素まで含んでいる、まさしくホリスティックとしか表現のしようがないかもしれない。

住宅においても、☆☆☆☆(フォースター)建材を使い24時間機械換気をしているということで、健康住宅と言ってはばからない、お粗末な健康住宅が蔓延してしまった今こそ、もっと本質的で健康な住まい、それこそホリスティックな家づくりとは何なのかを提案していきたい。

病気でなければ健康、そんな単純な区分けはできない。はっきりとした病気でなくても、何となく体調が悪い、すっきりしない、おかしいということは日常的だ。

心身ともに晴れわたるような爽やかな健康を得ている人は、この長寿の日本においても極めてまれと言えるであろう。それをめざすのがホリスティックな健康学と言える。

住宅の場合はさらにレベルは低い。
☆☆☆☆(フォースター)建材で24時間機械換気の住まいで、化学物質過敏症などになってしまう人は後を絶たない。健康住宅と呼称しながらも中身はなのにシックハウスという怖い話だ。

PAC住宅は1982年に健康住宅宣言をした。内容はかなり複合的である。健康の健の字を分解し、人と建物に分け、それを「健=人+建」と表現した。随分と昔の話ではあるが、その意味はいまだに深いと思える。

住む人の健康と建物の健康を同時に実現する家であってこそ健康住宅なのだという意味合いをもたせた。さらには、人の健康は、こころの健康と身体の健康の両方を実現してのものだし、建物も、腐らないという意味の耐久性と、何十年という長期間にわたっても使い心地のいい空間を提供できる意味での耐用性の二つ健康性を掲げた。

トータルこの四つの健康性を、家の建て方すなわち材料と工法そして間取り、さらに住まい方を加えて実現していく提案をしてきた。

当時からPAC住宅は、総合的な統合的な、そして複合的な家づくりの手法であることをアピールしてきた。

最近の言葉でいえば、ホリスティックな家づくりという表現が最も近いであろう。

単純に言ってしまえば、自然素材を使っただけで健康な家にはならないし、間取りの工夫だけでもならない、工法だけでももちろんならないし住まい方だけで実現しようとしても無理だ。

これらすべてをバランスよく合わせてこそ高水準の健康住宅ができる、それは環境にもいい。

人に、建物に、環境にやさしい健康な家を、機械設備ではなく、建築的手法(材料・工法・間取り)と住まい方というパッシブな方法で自然エネルギーをも採りいれて実現していくホリスティックな家づくりである。

順次、個々に掘り下げてみていきたい。


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