シリーズ 最期に暮らす、とっておきの家 ④ 長生きしなくても

シリーズ 最期に暮らす、とっておきの家 ④ 

長生きしなくても 

「健康に生きる」と「長く生きる」は異なることと思っている。 

団塊の世代である私は今(2016年)68才だが、後10年後20年後の日本社会を思い描くと、大変だなと素直に思う。何といっても人数が図抜けて多い。その我々が集団で年を取っていく。元気で自分のことは自分できればいいが、その多くが介護を必要とするようになったらどうなるのか。団塊の人間は、とにかく健康に生き切ることが社会に対する責任だと感じている。 

そうした世代論と共に身近に死にそう遠くはない人が多くなってきたこともあってか、自分はどう生き、どう死んでいくのか、特に死について具体的に意識するようになってきた。現在は持病もなく健康なのだが、パートナーとの日常会話の中で死は普通のテーマとなっている。 

「死ぬまで健康」が理想形であろう。いわゆる「ぴんぴんころり」。 

いつ死ぬかを知ることはできない。しかし一般的な心身に恵まれた者であれば、自分の意識と努力で健康レベルを保ったり上げたりすることは可能なことだ。 

人間の大きな喜びの一つに「人のお役に立てる」ということがある。年齢を重ねて毎日の生活を誰かのお世話にならなければ成り立たない状態は辛い状況だと思う。 

しかし現実には、団塊の世代の高齢化と共にそうした人たちが増加していくのだろう。 

「健康に暮らし元気に死んでいく」そんな暮らしのできる環境が理想だ。 

そのためには、家という空間環境と家族という人間環境の二つの要素が必要だ。もちろん前提として生活していく資金はあるということがあるが、ここではそれは前提としている。 

高齢になると家を新しくしたりリフォームしたりことにためらうようになる。「今更」という感覚のようだ。この「今更」が曲者だ。 

住まいという毎日過ごす空間の与えている影響はとても大きい。毎日暮らす空間を新しくしたことで気持ちが若返り毎日の生活が華やいできた例は多い。新しい住まいの若返り効果だ。家だけが若返るのではない、そこに暮らす高齢者が若返る、そんな素晴らしいことが起こるのだ。 

家を新しくしたりリフォームしたりすることは、決心がいるし具体的に頭を使う。それもかなり真剣に。新しい空間での生活は工夫も必要になる。極めて優れた「脳活」だ。 

こうしたことに喜びを感じれば、心はさらに華やぎ一層生き生きとしてくる。この相乗効果はとても偉大だ。 

そして世代論的にはお金を持っているといわれる団塊の世代。自分も生き生きしながら社会に生きたお金を戻す、そんなロマンもあるだろ。 

お客様の声

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