シリーズ 最期に暮らす、とっておきの家 ⑰ 一般論は当てはまらない

シリーズ 最期に暮らす、とっておきの家 ⑰ 

一般論は当てはまらない 

今回がシリーズの最終回。「最期に暮らす、とっておきの家」とのタイトルに関わらず家づくりの内容とは程遠い事ばかりを書いてきた感がある。

家の中には人の暮らしがある。その暮らしそれも最期に暮らすというタイトルに惹起されたイメージで書いてきたのだろう。 

人の生きていく様、死んでいく様、それは本当にいろいろだ。「最期に暮らす」というイメージは、「生きてきたなー」とそれなりに満たされて最期を迎えることか。 

人には死んでみなければ分からないことがある、と私は思っている。だからと言って、どうってことのない話だが、そうであれば、あまり思い悩まないで、ひたすら生き切ることができるかもしれない。 

人間存在の本質をとらえるなんて構えてしまうと根源の闇に引きずり込まれるかもしれない。生きているのだから、ちゃんと生きようと気楽に構えれば、生かされている事に気づかされ感謝の念も生まれてくるだろう。 

人はどうしても比較してしまう癖がある。物を買ったり選んだりする時に比較するのは当たり前だが、自分の人生を他人の人生と比較してしまうと、余りろくなことはない。 

人はそれぞれに存在理由があり存在価値がある。そしてそれは各人それぞれに違うはずだ。それは何なのかと追及しても無駄だろう。正に「神のみぞ知る」領域であろう。 

生きるという事に一般論は当てはまらない。普通はないということだろう。皆それぞれが特殊な存在なのだ。 

特殊というと何かかけ離れた様子が連想されるが、よく考えると我々一人一人が人間として生まれ生き死んでいく事それ自体がかなり特殊な事なのだろう。

毎日の事なので感じなくはなっているが、たまにはこうして思い起こしてみると感謝の気持ちも新たになり、生きる勇気もフレッシュになる。 

最期に家づくりの話に戻ろう。PAC住宅を世に問うてから(from1977)40年以上が経った。 

「PAC住宅」の最大の特徴は、自然に素直に対応する事。 

夏は暑い、それでも涼しい時間帯もある、その涼しさをいただこう。冬は寒い、でも太陽は暖かい、ではその暖かさをいただこう。日本は湿気が多い、しかし風も太陽も湿気を飛ばす効果を持っている、その力を上手に使おう。 

人は寂しがり屋、でも一人にもなりたい、それに対応した間取りが「広がり空間」。 

そんな当たり前のことを「素直」に組み立ててきたシステムだ。「素直」とは、家のつくり方すなわち設計や施工方法、材料の使い方でやろうということだ。基本に素直な家だと思っているが、いまだ一般論にはなっていない。 

お客様の声

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