我が子に語る家と暮らし  第9話   住めば都と割り切れるか

人間の適応能力は素晴らしいものだと時に感銘を受ける。 

私は個人の住まう家づくりを40年追求してきたが、どんな所でも住みこなしてしまう人間の器用さというか素晴らしさというか鈍感さというか、生き抜く力の豊かさには驚かされる事が多い。 

そんな観点から見ると40年も一筋に健康で快適な家を追求してきた事に半ば虚しさを感じてしまう瞬間も一方には存在している。 

しかし同時に住まいが人の生き方や考え方を前向きに変え、より楽しく生き甲斐を感じながら生きていけるようなきっかけになった例をいくつも見てきたのも事実だ。 

生活習慣病というと食べ物、喫煙、飲酒、運動、ストレス、睡眠など毎日の生活に関連してとらえられるが、毎日過ごす場所すなわち住まいとの関連性を訴えている記事はあまりお目にかからない。 

おそらく住まいとの関連性や重要性を訴えても、その原因や対策を明確にするのもなかなか難しいことであろうし、お金も相当に掛かると思われるのであえて触れていないのかなと思ったりもしている。 

住いを大切にする毎日メンテするものと捉えれば、生活習慣病の予防や対策にもかなり役に立つものと思っている。 

例えば運動。家は何もしなくても毎日ホコリがたまっていく。ましてや生活をしているのだから嫌でも汚れていく。そこで掃除。この掃除を毎日の運動と考えれば取り組み姿勢も前向きになれる。掃除機、粘着テープのコロコロ、モップ、雑巾などを意図的に駆使して体を動かす動作を30分もすればそれなりの運動量にはなる。 

掃除を毎日すれば同時に家の中の片づけも進みスッキリするだろう。住まいがきれいに保たれれば、心もそれなりに爽やかになる。一緒にしてくれる相手がいれば、マンネリ感も多少は薄れ感謝の気持ちが芽生えるかもしれない。 

それは身体と心にはプラスに働きストレスも少しは軽減されるだろう。睡眠にもいい影響がある。 

運動を毎日の生活の中に何とか取り入れたいと考えている方であれば、決心と工夫次第で、こうした実用的な掃除を運動として取り入れる一石二鳥三鳥にもなる方法を実行してみても面白いだろう。 

食べ物も住まいとの関りは多い。外食ばかりの生活から家で食事をする習慣を取り戻せば健康な内容にすることはより容易になるかもしれない。料理はつくるという作業だけではなく片づけが伴う。そうした行為を相方と共にできる環境は感謝の気持ちを生みやすい。感謝はストレスを大きく軽減する。住まいを違う目で見直してみたい。 

お客様の声

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