住まいと「におい」⑤   湿気と熱とにおい

壁の裏側や間取りも風通しのいい、しかも「本物の漆喰」で仕上げられたPAC住宅、そんな理想的な環境でも、家族の生活臭を感じてしまう。そんな経験を数多くしている。もちろんそれは悪臭という程ではないがリビングなど他の空間と比べて、その家の臭い生活臭が若干残っている場所がある。 

それは共通して浴室と隣り合わせの洗面室だ。洗面室には洗濯機が置かれこれから洗われる洗濯物もあるという事もあるだろうが、それだけではなく、洗面室は浴室の隣ということもあって、換気を十分にしていたとしても、どうしても湿気が多くなり、同時に熱もこもりやすい。この湿気と熱が影響して臭いが残りやすいのだろうと考えている。裸になる場所でもあり洗濯物も溜まっている、臭いの元には事欠かない。 

臭いを感じる鼻の粘膜は、適度な湿り気が必要らしい、そういえば湿度が高くなると臭いセンサーが敏感になっているのに気づく。日本人は臭いに敏感な民族といわれているが、それは湿度の高い国土と関係しているのだろう。 

さらに湿度が高いと、天井や壁やカーテンそして洗濯物などに染みついた臭いが空気中に移動するということもある。 

同時に、湿気はバクテリアやカビの増殖の原因にもなる。それらは気温や湿度が上がるほど繁殖力も高まる。 

そうした複合的な要素も絡まって、本物の漆喰仕上げのPAC住宅の洗面室といえども風通しがきちっと確保されていないタイミングで訪れると若干の生活臭を感じてしまうのだろう。 

当然ながら、冬場よりも夏場の方が感じやすい。気温が高いと物に染みついた臭いが揮発しやすいということと、寒いと空気も重くなり対流しにくくなり臭い物質が拡散しにくいということもあるだろう。 

洗面室は風通しをとことん図るべき場所であろう。 

そうは言っても現実的にはなかなか徹底した風通しを洗面室に実現することは簡単ではない。換気扇を上手に使用することは当然だが、最近、研究テーマにしているものに「光触媒」がある。スプレータイプの気軽に使えるものもあるので、これはなかなかの優れものと思っている。 

壁や天井などにスプレーするだけでいい。二酸化チタンが臭いの元を分解するので臭いを臭いでごまかすわけではない。これ自体は無臭で安全、スプレーした後も残らず気にならない。今いろいろと実生活で試しているので、改めてこの件についてはお伝えしたい。 

洗面室の臭いには手軽で安全安心で使いやすいものだと思う。 

お客様の声

  1. https://ac-renove.com/sos/sos-4/また、北側…
  2. 同じ家の中なのに、明るい部屋と暗い部屋がある。また暑いくらいの部屋と同時に寒い部屋…
  3. 自然素材のリフォームで安心して過ごせる毎日をhttps://ac-renove.…
  4. 新しい家に住んだら広くなったせいか、あまり家族が顔をあわせなくなった。子供が学校から帰ってくると自…
  5. 木造アパートのリノベーション事例です。キッチンやユニットバスの交換はもちろん、基礎や構造の耐震…
PAGE TOP