プロといっても知らないことの方が多い

家づくり、どこで建てるか、誰と建てるか、いつ建てるか 、そしてどんな家を建てるか  全20話 no.6

家づくりは幅が広く奥行きも深い。この道何十年というプロ、例えば建築士でも職人でも建築関係の学者でも誰であれ知らないことの方が多い。こんなことを言っている私もまったく同じだ。40年近く家づくりに関わってきているが、情けないほど知らないことが多い。 

家を物ととらえれば、40年もやっていればそれなりの知識はつく。失敗も散々したし勉強もそれなりにはしてきている。物質としての家であれば、何とかはなる。 

しかし家を生活の器ととらえるならば、分ったとは言いがたい。 

生活の器を分ったということは人間を分ったということに等しい。そんなおこがましいことは言えない。 

では家づくりのプロとはなんであろう。 

建築関係の法規に精通している、設備や材料に詳しい、デザインが上手、耐震工法に精通、腕のいい職人など、家づくりを生活の糧にしているという意味でのプロであれば、とてもたくさんのプロがいる。 

家づくりの難しい所は、家を物ととらえても形にするにはジャンルの異なる技術を総合的に駆使しなければならない。家づくりに関わる工法や材料、設備は多岐に亘る。そして新しい物が次々と生まれている。これらすべてをトータルに常に分っているのはなかなか大変なことだ。実際にはできないと言っていいだろうし、仮にそんな人がいたとして、いい家ができるとは言いがたい。そんな頭でっかちの人には生活の器づくりは到底無理だろう。 

家づくりは総合的なものだ。 

総合とはいろいろのジャンルのものを一つにすること。家づくりは素材、工法、間取り、デザインそして建て主の生活や感性を資金の範囲でまとめあげる総合的技術である。 

無限にも広がってしまいそうなこの総合を家族の生活というキーワードでまとめあげる、その切り口を統合といえば理解しやすいかもしれない。 

家づくりは総合的で統合的なものである。 

生活の器に何を求めるか。 

この何がキーワード、切り口すなわち統合的要素、それに従って総合的な技術を資金内で駆使するということだろう。 

私は40年近く、健康というキーワードで家づくりを構築してきた。 

住まれる方の健康そして建てた家そのものも健康にという切り口だ。その目的のためにPAC住宅は生まれた。パッシブエアサイクル住宅の略であるが日本の健康住宅の走りである。元祖健康住宅と威張っても嘘ではないと密かに自負している。 

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