「仮面夫婦が仲良く暮らす家」9

家も間取りも関係ない

夫婦のあり方あるいは家族のあり方と家や間取りとの関係を長く追及してきたが、もう一つの本音は、人間の関係はそれを超えるということだ。

人間は心と身体そして魂の複合的存在である。魂は別として心と身体と家と言う器の関係の重要性を説きその理想の具現化の一つとしてPAC住宅を提案してきているが、状況によっては、そんなのは関係ないと思っている。

間取りや家の温熱環境などに振り回されない夫婦関係や家族のあり方が最も重要で大切なことだと言う事だ。

信頼できる人・愛する人と暮らす、もちろん大きな波風は当然にあるだろう、そうしたことを乗り越え、成長し合える関係であれば、実は住まいのあり方などとても小さな問題なのだろう。

仮面夫婦をテーマとしてきたが、人間は所詮自分の心すらなかなか分らない、その状況を仮面ととらえれば、すべての人は仮面の存在だ。仮面が良いだの悪いだのの話ではないだろう。

自分の心さえ良く分らないということは情けないことではなく、相手への思いやりにつながるとても重要な要素だと思う。

自分の本当の心が分らない、それは自分ばかりではなく相手も同じことだということだ。これは夫婦の関係では特に重要だ。

夫婦は最も近い関係である、それだけにちょっとした事で感情的にもなる。行き違いにもなる。近しいだけにカッとなり言わなくていいことまでつい口にしてしまうことも珍しくはない。

人間は目先で振り回される。夫婦喧嘩しているときなど相手の悪いところが次々と思い起こされ、本当にこのまま関係を続けていていいのかと先走った思いまでもが浮かぶことも意外とある。相手の言葉にもそんな思いが感じられる。

夫婦喧嘩の度に程度の差はあれこうしたことを感じている夫婦も多いことだろう。でも自分も含めて二人の心はどこにあるのか。決して口に出したことが本音ではないはずだ。

言葉で自分の心が振り回されているだけだ。瞬間的にちょっと危ない仮面をかぶらされているだけだろう。

そんな時、どちらか一人が一歩引いて、思いやり仮面やニコニコ仮面、やさしさ仮面などをたとえ我慢してでも付ける事ができれば、また事態は良い方向に変わっていくだろう。

そしてそんな時の心の中は意外に爽やかだと思う。我慢して付けた思いやり仮面が、相手の心ばかりか自分自身の心までも軽くし、その良い面を育ててくれている。朝起きて明るくおはようと言えば爽やかなのと同じだ。人の心は意外に単純だ。

お客様の声

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