我が子に語る家と暮らし  第10話   それでも家が欲しい

多くの日本人にとって何だかんだ言っても、それでも欲しいものが家かもしれない。理屈ではない心に根付いた欲望みたいになってしまっている、そんな感じかとも思える。 

そうであれば求める側も提供する側もより真剣であってほしい。 

住宅は家族の健康にとって極めて大切なものという意味では食べ物と同じ観点で考えていくものだと思うが、どうも現状はそうはなっていないような感じだ。 

食べ物は毎日の選択ができ健康にいいものは何かという事を、意識さえすればいい意味での試行錯誤を繰り返し高めていく事が可能だが、家はそういう訳にはいかない。 

家は極めて高価格なものであり一生にそう何回も経験できるものではない。当然、選択眼が豊かに養われるという訳にはいきそうもない。ここに多くの悲喜劇の源があるのであろう。 

家に余り価値観を持たないで予算内で住みさえできればいいと考えている方の選択はさほど難しくはないだろう。住宅展示場に行って適当に選べば事足りることが多い。 

一方、家づくりにこだわりを持つ方は勉強を始める。家づくりに関する多くの書籍があるし、勉強会、見学会には不自由しない。そういう意味でも情報はあり溢れている。 

しかし、ここにも落とし穴が待っている。 

家づくりに対するこだわりはたっぷりとあるのだが、残念ながら、こうした家がいいという価値観がまだ出来上がっていない。この様な方のほとんどは、読めば読むほど、聞けば聞くほど、見れば見るほど、混迷していく。勉強した分、分からなくなっていくのだ。 

よく考えて切れば当然のことで、どんなことでも物でもそれに対する価値観は様々千差万別である。提供する側は、それぞれの価値観に基づいて提案しているので、当然にそれなりの説得力は持っている。 

自分の価値観がぐらついている時点では、その都度これもいいな、と思わされ、結局迷いが深くなっただけという方も決して少なくはない。笑い話では済まされない深刻な一面だ。 

私たちのPAC住宅を選択される方は、御多分に漏れず、よく勉強されてきた方が多い。そういう方がどの様に迷いから抜け出しPAC住宅を選んでくださったか。 

とにかくとことん勉強、追求する、見聞するなど時間と手間を惜しまずに、という方。もちろんご夫婦そろっての場合もあるが、大概はご夫婦のどちらかが一生懸命で、あとは選択に従うという夫唱婦随の方が多い。 

一方で、直観派の方も少なくはない。何かのきっかけでこれしかないと思われた方たちだ。私が40年前にPAC住宅はスタートさせたそれも直観である。いや若気の至りかな。 

お客様の声

  1. https://ac-renove.com/sos/sos-4/また、北側…
  2. 同じ家の中なのに、明るい部屋と暗い部屋がある。また暑いくらいの部屋と同時に寒い部屋…
  3. 自然素材のリフォームで安心して過ごせる毎日をhttps://ac-renove.…
  4. 新しい家に住んだら広くなったせいか、あまり家族が顔をあわせなくなった。子供が学校から帰ってくると自…
  5. 木造アパートのリノベーション事例です。キッチンやユニットバスの交換はもちろん、基礎や構造の耐震…
PAGE TOP