シリーズ 最期に暮らす、とっておきの家 ⑨  その人らしさがある

シリーズ 最期に暮らす、とっておきの家 ⑨  

その人らしさがある 

家は暮らしている人の個性がにじみ出てくる。仕事柄いろいろの方の家を訪問してきたが、その都度感じさせられる。一人として同じ人はいない、と同様に、一つとして同じ家はないという事か。 

個性が出ていると表現すると悪い感じはしないが、一人の人間の中には様々な要素が潜んでいる、たまたまその時に表出しているのが、その人のその時の個性ともいえる。 

人間は時間と共に変化していくものだから、表に現れる個性も大きく変わっていくことも珍しくはない。 

住まいに限定して考えると、家は個性を育む場所、個性を磨く場所、個性を生かす場所、個性を見つめる場所・・・そんな感じなのだろう。 

注文住宅は、その家族の個性を前提につくりあげていくものだ。そして家族の個性は、時間と共に変化していく。ここに注文住宅の難しさの一つがある。 

建てたその時は良かったが、時間と共に良さが失われていくという現象が生じてくる。 

家づくりに関わらず、このような色あせ現象は世の常であるが家に使われるお金は膨大なので、いつまでも満たされたいと願うのも当たり前の気持ちであろう。 

家族の個性、その人らしさが時間と共に変化していくならば、家もそれに応じて変化していければ素晴らしい。 

また家族の個性だけではなく、家に住まう家族の人数も、時間の経過で大きく変わっていくことは普通のことだ。それだけに、家自体の対応性、柔軟性は相当に重要なことと言える。 

こうしたことを見据えて、私たちが長年提案してきたのが「広がり空間」である。 

壁紙やカーテンは変えられても、間取りの変更は難しい。家族の人数が変化して、一番困るのが部屋数とか間取りの問題であることが多い。使わない空間、使えない空間が、できてしまう。開かずの間の誕生だ。 

二階はすべて開かずの間になってしまった家は、今や珍しくもない。それはそれで仕方のないことかもしれないが、夫婦二人になっても、一人暮らしになったとしても、せめて一階の空間くらいはのびのびと自在に使える、「広がり空間」はそんな間取りの提案 でもある。 

空間が広がっていると、ちょっとした模様替えやテーブルの位置を変えるなどは簡単にできるし、目線の通るそしていつもいる空間の変化なので、いい意味での生活の刺激は大きい。 

暮らしの中での工夫が簡単にでき、その人らしさがさらに増すというものだ。 

お客様の声

  1. https://ac-renove.com/sos/sos-4/また、北側…
  2. 同じ家の中なのに、明るい部屋と暗い部屋がある。また暑いくらいの部屋と同時に寒い部屋…
  3. 自然素材のリフォームで安心して過ごせる毎日をhttps://ac-renove.…
  4. 新しい家に住んだら広くなったせいか、あまり家族が顔をあわせなくなった。子供が学校から帰ってくると自…
  5. 木造アパートのリノベーション事例です。キッチンやユニットバスの交換はもちろん、基礎や構造の耐震…
PAGE TOP