二世帯住宅を健康につくる  考えたいキーワード

二世帯住宅は、 うわべだけのきれいごとでは、後々、こんなはずではなかった、 という結果になりかねません。
そうなる前に、少し立ち止まって考えてみましょう。

二世帯住宅を真剣に考えると難しい要素は結構多い。

一度巣立った後にまた親と暮らす、血のつながりのない親との生活、いろいろと困難があるのは当然だろう。

本来は同居しないで行き来する関係の方がお互いに気が楽だしいい関係でいられるのであろうが、介護や経済的理由などやむを得ないケースも多い。

そうであるならば、最初からうまくいく方がまれであると考えておいた方がむしろあきらめがついて却ってうまくいくかもしれない。

そうした意味で二世帯住宅がうまくいくヒントを考えてみたい。

もちろんこうすれば大丈夫というものはないであろう。それぞれに抱えている課題は違うであろうから、あくまでも参考までにという老婆心に過ぎない。老爺心か。

アンビバレント(愛憎背反)


劇の舞台が家庭であるなら、 二世帯というテーマを考える時、
スープの冷めない距離をどうつくるかが、二つの家族の運命を決することになりかねない。
それまで離れて暮らしていたならば
一つ屋根の下で暮らすことは相当の覚悟が必要となる。
 血が濃いほど、近い関係ほど、親しい間柄だからこそ人間関係は難しくなる。愛が恨みに変わることも良くある話だ。心の距離も、身体の距離もほどほどが重要になる。

求めすぎない。


自分に。人に。物に。 この中に人生を豊かにするヒントが多分にある。
もちろん、 これは求めるなという事ではない。
求めなければ、すべてははじまらない。
家づくりも、家族の関係も同じことが言えそうだ。
これも心の距離感であろう。期待すれば期待するほど裏切られた気分になる。別に相手が裏切っているわけではないのだが、こちらの過大な勝手な思いがそう感じさせてしまう。近くなれば近くなるほど、そうしたケースは多い、物理的距離も心理的距離も同じだ。

ヤマアラシのジレンマ。


冬の寒い日にヤマアラシのペアがお互いに体を寄せて温め合っていた。
しかしお互いの棘が刺さり痛い、でも離れると寒い。
こんなことを繰り返していくうちに、 痛くもない寒くもない距離を見つけていくという寓話。 人のあり方にそのままあてはまる。

ヤマアラシのジレンマの日本版的表現として、
スープの冷めない距離 という言葉がある。
ヤマアラシのジレンマが心理的距離を表すのに対して、
スープの冷めない距離は、
物理的な距離から生まれる人間関係という意味合いが強い。

スープの冷めない距離に住む人間とのつきあいは、
会いたい時にいつでも会える安心感、
それでいて、
常に顔を合せていないということの新鮮さ、
そして煩わしさがないというよさがある。

「亭主達者で留守がいい。」もまさしくこの関係を表わしているのだろう。

二世帯住宅の最大の良さは、お互いに学べることが豊富だということであろう。
共に暮らしながら、相手の良さを見直し、
時には、反面教師として自分を顧みる。
死ぬまで人間成長していける大いなる場でもある。
大げさの様だがこのくらいの覚悟がなければ、
二世帯住宅は、自由気ままな体験を してきた現代人には荷が重すぎるかもしれない。

人はいくつになっても成長する喜びはある。できなかったことができるようになっていく。これはなかなか楽しいことだ。そうであれば、その成長の喜びを自分の心に向けられたら、人生もこれまたバラ色に見えるかもしれない。

You Tube 二世帯住宅を考えるキーワード 4分19秒

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