家づくりセミナー

プラス思考で生きる

「プラス思考の健康住宅づくり」1994年発行

健康な住まいがテーマですが、健康に生きるにはどうしても「こころ」の要素をかかすことができません。どんなに健康にいい食事をし、健康にいい環境や住宅に住んでいても、こころが不健康な状態にあれば、健康で幸せな生活は望むべくもありません。

健康なこころとは何かを考えてみたいと思います。と言っても、精神医学的学問レベルの話ではなく、ごく日常的にとらえていきましょう。


 私たちは、ちょっとしたこころの動きで、愉快になったり悲しくなったり、不機嫌になったりします。体の調子は悪くないのに、別に今日一日不愉快なこともなかったのに、不思議に落ち込んでいる自分を発見した経験はどなたにもあると思います。


 逆に、何事も特別なことはないのに、いつも見慣れて当り前になっている景色が素晴しくきれいに見えて、生きる喜びをふっと感じたりもします。


 こころのもつ、大きな力を思い起してください。このこころの大きな力を上手に使うことが健康な生活の実現にかかせません。


 物事をすべて肯定的に前向きにとらえ考えることを、プラス思考と言います。プラス思考は健康に生きる上で、極めて大きな力を発揮します。


 逆さに考えてみましょう。愚痴を言う。かっとなる。怒る。イライラする。言い訳を言う。他人のせいにする。がっくりする。自分を責める。くよくよする。運命のせいにする。すべてマイナス思考のなせるわざです。


 毎日の生活の中では、このマイナスの渦にまきこまれてしまいがちです。このマイナスのこころをコントロールしていかなければ、自分ばかりか他人の健康まで、損ねてしまうことにもなりかねません。どのようにコントロールしていったらいいでしょうか。

まず最初に、プラス思考で生きようと強く決意することから始まります。常に、プラス思考、プラス思考と思いつづけます。

プラス思考という言葉自体が強い影響力をもっています。決意し、思いつづけることだけで、自分の中のマイナスは半分以上消えてしまいます。


 同時に、自分のこころの状態を、常に、見つめる習慣をつけましよう。プラスの状態であれば、その自分を喜び、そっとほめてあげましょう。


 マイナスの状態にあるときの対処が特に重要です。マイナスはいけないからと、むりやりに押え込もうとしてはいけません。

押え込もうとすればするほど、マイナスの渦に巻き込まれていく危険危険性があります。そんな時は、慌てないで、マイナスになっている自分をもう一人の自分が、やさしくそのマイナスになっている状態を、観察してあげるだけでいいのです。


 自分のこころの状態を常に見つめる習慣が身についてくれば、マイナスの自分を冷静に思いやりをもって見守ることができるようになります。そうすることができるようになると、マイナスは意外と早く自然に消えてくれます。消えていることに気づいた時には、こころの中で自分をほめてあげましょう。


 過去を思い煩うこともマイナス思考です。あの時あんな事をしなければの類です。過去に起きた出来事は変えられません。しかし、起きてしまったことを、どのように解釈するかで現在と将来の自分が決まってきます。

過去にあった事をマイナスととらえ、うじうじしていれば、現在も未来もうじうじとしたものになってしまいます。

過去にあった事、起きた事はすべてプラスに解釈して、現在に生かすことがプラス思考です。

実際にマイナスはなにもないのです。マイナスにしているのは自分自身の考え方なのです。誰からみても、極めて不幸に見えるような出来事があったとしても、その経験を素直に受けとめて、プラスに転換できるかどうかは、ものごとをマイナス思考でとらえるか、プラス思考でとらえるかで決まってしまいます。

プラス思考は、できれば公言して多くの人と実践していきたいものです。


 マイナス思考に陥るほとんどの原因は人間関係にあります。人は人に喜び、人に苦しみます。周囲の多くの人たちとともに、プラス思考の生き方を考え、学び、実践していくことは、健康に生きる最大の道かも知れません。


 そして、最も重要なことは、そのプラス思考を身につける、習慣化してしまうことなのです。何も意識しなくても、こころは常にプラス思考の状態になれば、もはや、自分ばかりでなく、あなたが存在することで、周りの人の健康状態も向上させる存在になっています。


 プラス思考は、人のこころからこころへと伝わっていきます。プラスの人の周りにはプラス思考の人がどんどん集まってきます。逆にマイナス思考の強い人は、離れていってしまいます。


 プラス思考の身についた人は、つきのある運の強い人でもあります。
 プラス思考は、単に健康の実現ばかりではなく、人生全般にわたって成功する秘訣でもあるのです。

お客様の声

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