雪国でも吹抜け

雪国でも「吹抜けのある家」は大正解でした

(新潟県新発田市.Tさん、2000年建築)

2000年4月に入居し、この1年は単身赴任で東京にいましたから、丸2年間を新潟のこの新居で過ごしたことになります。

PAC住宅を知ったのは、川崎市に住んでいた時期でした。その頃から出身地の新潟で新居を建てる計画をスタートしました。私が元々持っていた在来工法へのこだわりなどが、PACの考え方と重なるところがあり、家づくりをお願いしました。

サポート建築で家づくりを進めましたが、複雑さは全く感じませんでした。工務店の担当者も親切でした.PACが基本設計を、地元工務店が立面図などを描いてくれました。

仕様などは川崎市でショールームに足を運びながら決め、建築中は3週間に1回の割合で新潟の現場に行きました。思い通りになっていない箇所があった時は、さすがに慌てましたが、面倒がらずに対応してくださり、家づくりの結果はかなり満足しています。

住まいで特に気に入っているのが吹抜け。新潟という土地柄、まず冬のことを考え吹抜けは最初からあきらめていました。しかしPACは吹抜けがあっても大丈夫、むしろより快適に過ごすために吹抜けを設ける。私が最初からあきらめていた希望が実現できると嬉しく思いました。

PACの方から、吹抜けは上下階の音は筒抜けですよと伝えられましたが、実際住んでみるとまさにその通り。妻は2階の子どもの様子が1階にいてもわかると言いますから、それはプラスだと思っています。

吹抜けというと賛沢な気がしますが、暮らしていて気持ちがいいものです。生活空間として使うよりも、何もない広がりが与えてくれる快適さを選んで断然、正解でした。引き戸も良かったと実感しています。寝室、外部収納、玄関以外は全て引き戸の我が家。トイレや浴室を除いて引き戸は全部開けっ放しです。これから家を建てる友だちがきた時も「絶対、引き戸がいいから」と話しています。

私は寒がりの暑がりですが、エアコンでがんがん冷やしたり、必要以上に暖かくするのは嫌いでした。この点、機械設備に頼らないということもPACに共感したことの一つでした。それでも1番暑い時期と、1番寒い頃は我が家に1台だけ設置してある居間の吹抜けのエアコンを使います。

夏、帰宅すると家内に「今日はどうだった?」とエアコンの使用状況を聞きます。「今日はつけなかった」「1、2時間つけた」などの返事が返ってきます。外の暑さは東京と同じくらいですが、朝晩は落ち着きます。

家の中では真夏の2階はやはり暑く、夜は1階の和室で寝ることもありますが、朝は寒いくらいです。エアコンを1日中つけっぱなしということはまずありません。冬より夏の方が気持ちいい、というのが暮してみての実感です。

この地域では、ゴールデンウイーク頃までは寒く、何かしらの暖房が必要です。我が家の暖房は「かくれん房」を主に、エアコンや、ホットカーペットなどを使い分けています。

暖かくはないが、寒くもない温度。我慢というほどでもなく、これで十分大丈夫です。以前の住まいでは冬眠していたリスが今は冬眠しなくなりました。

雪の中のピピともも

遠くからでも望まれるPAC工法の象徴であるスーパー越屋根は、我ながらほれぼれします。

やっと出会えた本物の家より

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