PAC住宅 夏の原理
昼は太陽熱をカットし、夜は、外気の涼しさを採り入れる・・・断熱の矛盾の解決
理想的な木陰の涼しさを求めて
爽やかな木陰の涼しさ4条件
1. 日射が当たらない。
2.適度な風通しがある。
3.地面が冷えている。
4. 湿度が低い。
パッシブエアサイクル 略して PAC住宅は建築的手法でこの4つの理想的な木陰の条件を実現しました。
- 日射が当たらない
→ 開口部・天窓の徹底した日射遮蔽 - 適度な風通しがある。
→ 広がり空間・中廊下をなくす間取りの工夫 - 地面が冷えている。
→ 夜間の外冷気を蓄熱利用・躯体内空間の風通しで夜間外冷気を蓄熱 - 湿度が低い 。
→ 調湿材料の徹底した使用
二つの風通しがその原点
躯体内空間の風通し
床下空間・内壁空洞・一二階のふところ空間・小屋空間を連通下空間が躯体内空間です。 ここに夜間の外冷気が通ることにより基礎や土間のコンクリートに涼しさを蓄えます。

間取り上の風通し
中廊下に阻まれない広がり空間によるゆたかな風通しです。 吹き抜けを介しての一二階の風通しもプラスアルファ。