戦後、日本の住宅の間取りは何LDKに支配されてきました。
独立した部屋ををいかに確保するかに終始してきた結果、各部屋は狭く、ドアだらけで風通しも悪く、太陽の光も北側には届かず、極端に明るい部屋と暗い部屋が混在している家になってしまいました。
家族もどこにいるかがわかりずらく、ふれあいも減ってしまいました。
その何LDKの間取りを象徴するのが、中廊下です。
何LDKの間取りは玄関ホールから中廊下がのび、その中廊下から各部屋に入ります。それが何LDK間取りのスタイル。いわば中廊下で空間が分断されているといえます。
その結果、狭い、暗い、風通しが悪い、家族がどこにいるのかが分からず、家族のふれあいが減りました。
PAC住宅は、何LDKとは逆に中廊下のない広がり空間の間取りを1984年から提唱し続けています。